「安息日」という言葉を聞くと、どうしても
宗教的な意味を思い浮かべるかもしれません。
でも、ここではもっとシンプルに考えて
みたいと思います。
「今日は意識して、何もしない」と自分で
決める日。
そんな時間を、一週間の中につくって
みるのです。
働き者の日本人にとって、一日まるごと
何もしないというのは、なかなか難しい
かもしれません。
「休んでいる暇があったら、
これを片付けよう」
「せっかく時間があるのだから、
仕事を進めよう」
つい、そう考えてしまいます。
それなら、最初から一日を休もうと
しなくてもいい。
まずは半日。
スマートフォンやパソコンから少し離れ、
仕事のこともいったん頭から切り放す。
散歩をしたり、自然を眺めたり、好きな音楽を
聴いたり、何もせずぼんやり過ごしてもいい。
「そんな時間に何の意味があるの?」と
思うかもしれません。
でも、ずっと仕事のことばかり考えていたら、
心も体もいつか悲鳴を上げます。
糸を強く張り続ければ、いつか切れてしまう。
だからこそ、時には少し緩めることが必要です。
緩めることは、力を抜くことではない。
もう一度、力を蓄えるための時間なのです。
一度立ち止まって、頭と心をリセットする。
その余裕があるからこそ、また前を向いて
仕事に取り組めるのではないでしょうか?
本当に仕事ができる人は、ただ一生懸命に
働く人ではなく、自分が疲れていることに
気づき、必要な時にOFFにできる人なのかも
しれません。
仕事のONとOFFは、どちらが大切というもの
ではありません。
OFFで休むから、ONで力を発揮できる。
OFFがあるから、ONが輝く。
だから、何もしない安息日を、あえて予定に
入れてみませんか?!

