「ありがとう」を伝えたい

倫理の学び

感謝の気持ちは大切だ。誰かに頼んで
何かをしてもらった時、「ありがとう」
とお礼を言うのは当然のマナーだ。
しかし、本当の感謝とは、それだけに
とどまるものではない。

私たちは普段、何気なく生活しているが、
その中には当たり前と思っていることが
いくつもある。例えば、毎日ご飯を作って
くれる家族、仕事を支えてくれる同僚、
家を掃除してくれる親、朝起こしてくれる
パートナー。彼らの存在があるからこそ、
自分は快適に過ごせている。しかし、
こうした最も身近な人たちには、意外と
感謝の言葉を伝えていないものだ。

「ありがとう」を言わないまま、ある日
突然その存在がなくなったらどうなるか。
たとえば、毎日朝食を用意してくれる
母親が急に入院してしまった時、初めて
そのありがたさに気づく。あるいは、いつも
迎えに来てくれる家族がいなくなった時、
その優しさの大きさを知る。人は失って
初めて気づく事が多いのだ。

後悔する前に、感謝の気持ちを伝えよう!
面と向かって言うのが照れくさいなら、
メッセージでもいい。スマホのひと言、
「いつもありがとう」でも十分だ。
普段言わないからこそ、その言葉は
きっと相手の心に響く。

身近な人こそ、最も大切な存在。
今、この瞬間に「ありがとう」と
どんな形でもいいから伝えたい!!

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