繊細気質であっても、なくても

倫理の学び

HSP(繊細気質)という言葉を知った時、
多くの人が一度は
もしかして自分もそうかもしれない
と思うのではないだろうか?
繊細で刺激に敏感な気質。一般的には
内向型が多いと言われる一方で、刺激を
求めて行動的に見える「刺激追求型HSP
もいる。ここにさらに血液型の話などが
加わると、話は一気にややこしくなる。

そこでチェック項目を確認してみる。
音や空気の変化に敏感、人の感情に影響
されやすい、疲れやすい
確かに当てはまるものが少なくない。
やっぱり自分はHSPなのかもしれない
と思いかけた所で、別の側面が顔を出す

たとえば、
・雑踏にいても意外と平気。
・物や人に対して、ある程度のところで
 見切りをつけられる。
・押しつけられた仕事には「無理です」と
 はっきり言える。
・人の言葉の裏の意図は、正直あまり
 読めない。
・時には相手の気持ちを深く考えず、
 好きなように動くこともある。
・一度割り切れば、いつまでも引きずらない。

こう並べてみると、「繊細で傷つきやすい人
というHSPのイメージとは少し違う。
すべてが当てはまるわけではないし、むしろ
真逆に見える要素もある。
だからこそ判断が難しい。

ここで大切なのは、「HSPか、そうでないか」
という二択に無理やり当てはめないこと
と思う。
おそらくこれは、HSPの要素を部分的に、
しかも強弱を持って備えている状態なのだ。
繊細さもあるが、割り切りもできる。
感じやすい一方で、執着しすぎない。
どちらか一方ではない

そう考えると、視点は少し前向きになる。
繊細気質は、弱点ではなく特性だ。
・物事の細かな違和感に気づける
・場の空気の変化を察知できる、
・人に対する感覚が鋭い。
そこに「断る力」や「切り替える力」が
加われば、消耗しにくい繊細さになる。

たとえば、
人や環境をよく観察しながらも、
必要以上に抱え込まない仕事。
感覚の鋭さを活かしつつ、自分の裁量で
距離を調整できる働き方。
そんな分野が、きっとどこかにある。

ここまで自分の傾向が見えてきたなら、
次にやるべきことは一つだ。
「HSPかどうか」で悩み続けるより、
この繊細さをどう使うかを追求すること。
気質をラベルで終わらせず、活かし方まで
考えた時、それは一気に武器になる。

繊細であることは、可能性の入口だ。
あとは、その扉をどの方向に開くか
だけなのだと思う!!

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