不要なものを手放す

人財育成

整理整頓というと、多くの人は「どう収納するか
を考える。きれいに並べる方法、効率の良い
しまい方、便利な収納グッズ。だが本当の意味で
整理を始めるなら、まず最初にやるべきことは
少し違う。

それは「不要なものを手放すこと」だ。

なぜ捨てなければいけないのか」と疑問に
思う人もいるかもしれない。理由は意外と単純で、
物が多すぎると、一つひとつに愛情を注げなく
なる
からだ。

例えばクローゼット。服がぎっしり詰まって
いるのに、「着る服がない」と感じたことは
ないだろうか。よく見ると、その中には何年も
袖を通していない服がある。以前は気に入って
よく着ていたのに、今は奥に押し込まれたまま。

もし一年以上触れていないものがあるなら、
それは残念ながら「活かされている物」では
なくなっている。物として存在していても、
役目を終えている可能性が高い。

だからといって、乱暴に「ゴミ」として扱う
必要はない。むしろ逆だ。その物は、かつて
確かに自分の生活を支えてくれたり、楽しい
時間を作ってくれたりした
はずだ。

お気に入りの服、よく使ったバッグ、思い出の
詰まった道具。役目を終えたなら、「ありがとう」
と心の中でお礼を言って手放す
。そう考えると、
「捨てる」という行為が少し違って見えてくる。

それは、処分ではなく卒業」なのかもしれない。

不思議なことに、物を手放すと空間が生まれる
棚の一角、引き出しの余白、部屋の空気。
その空所には、新しい物が自然と入ってくる

そして、新しく手にした物は、以前より丁寧に
扱えるようになる。数が絞られているから、
一つひとつに目が届く
。ちゃんと使い、ちゃんと
付き合い、そこからまた新しい思い出が生まれる。

物は多ければ豊かになるわけではない。むしろ
増えすぎると、どれも大切にできなくなる

だからこそ、数を絞ることには意味がある
今の自分にとって本当に必要な物を残す
その選択を繰り返していくと、不思議と生活の
中には「今の自分に合った物」だけが残っていく。

整理整頓とは、単に部屋を片づけることではない。
自分と物との関係を見直すことなのだと思う!!

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