来週、中学生に向けてGoogle検索のやり方
を教えるセミナーを行います。今の時代、
何かを調べようとすると、まずAIが用意
した模範な答えが目の前に現れます。とても
便利な世の中になった一方で、問題なのは
答えをそのままコピペして終わりにして
しまうことです。
一見すると楽に課題を終えられて効率的に
見えます。しかし、そのやり方では知識が
自分の中に全く残らないのです。
テストの時に何も知識のない頭で困るのは、
他でもない自分自身です。まさに「楽(らく)」
の後に「苦(くる)し」がやってくる。
言葉遊び(しりとり)のようですが、現実は
もっとシビアです。
本来、情報を集め、読み込み、比較し、
まとめる。このプロセスが知識を自分のもの
に変える大切な時間です。ここをすっ飛ばして
楽を選べば、一時的にはラクでも、後で必ず
幸せでなく、しわ寄せがやってきます。
でも更に考えれば、「苦(くる)し」の後に
「幸(しあわ)せ」が来るとも言っています。
努力を重ね、時間をかけて調べ、理解した事は、
確かな自信と力になります。まさに「苦しんだ
分だけ幸せがやってくる」という言葉の通りです。
だからこそ、中学生には「最初から楽を選ばず、
苦しさを素直に受け入れてみよう」と伝えたい!!
情報が溢れる時代だからこそ、
自分で考え、手を動かし、試行錯誤することが、
未来の自分を支えてくれるのだから。