自分の考えや想いを、言葉や文章で正確に伝える
ことは決して簡単ではありません。
ただ言葉を発するだけならそれほど気を遣わなく
ても済みますが、「詳しく、正確に伝える」
「相手の気持ちに寄り添う」となると、
難易度は一気に上がります。
言葉で伝えるなら、身振り・手振りを交えたり、
声の抑揚や表情を工夫する。
文章なら、図や表、画像、動画を加えることで、
より相手の理解を深められる。
しかし、PowerPointの教育資料を作る中で
気づいたことがあります。
それは 「シンプルを恐れない」 ということ。
PowerPointには多彩な機能があり、背景や
文字をいくらでも加工できます。ですが、
それが本当に相手に伝わるのか?
ただの自己満足になっていないか?
言葉も同じです。大げさなジェスチャーや
過度な強調は、逆に相手の気持ちを
冷めさせることがある。
まさに 「過ぎたるは及ばざるがごとし」 。
大切なのは、相手の気持ちに寄り添いながら、
時にはシンプルに、要点だけを伝えること。
その方が、かえって心ん深く響くのでは
ないでしょうか。
とはいえ、その「加減」が難しい!!
伝えることの奥深さを、改めて感じています。