「気づいたらすぐに行動せよ」と
よく言われる。
チャンスの女神は前髪しかないから、
悩んでいるうちに取り逃がしてしまう、
確かにもっともらしい言葉だ。だが、
果たしてすべてにおいてそれが正しいのか。
以前から疑問に感じていた。
調べてみると、その考え方には実は続きが
あるという。「大切なことは、十分に調査
や準備をして、時が来たと判断したら一気
にやり切る」ということだった。
これはまさにCAPDCAサイクルに近い。
C(現状把握)、A(課題検討)、P(計画と
段取り)、そしてD(実行)、C(確認)
準備(計画と段取り)を踏まえて動くからこそ、
次のC(確認)に戻って振り返りができる。
もし準備をせず「すぐする」だけでは、
失敗した時に立ち返る計画もなく、
反省も次への改善も生まれない。
チャンスを逃すのは良くない。
だが、がむしゃらに飛びつくのは
もっと危うい。
「行動の速さ」と「準備の確かさ」、
この両方を意識してこそ、チャンスを
ものにできるのだと改めて感じる!!