問題と課題の違いを知っていますか?
意外と混同して使っている人がいるのでは
ないでしょうか?
自分達の組織を例に取ると、「組織のある
べき姿」というのがあって、現状はある
べき姿からどの位置にあるかを考えます。
あるべき姿に対して現状がそこまで行って
いないとしたらそこにギャップが生じます。
このギャップを「問題」と言います。
次にあるべき姿に対して現状が到達している
のであれば、次に考えるのは更に良くなる
にはどうするか、そのギャップを「課題」
と言います。
ここであるべき姿をどう定義するのかが
重要です。あるべき姿を厳しめに設定して
いれば常にギャップが存在し問題解決する
ための活動が必要となります。
逆にあるべき姿を低めに設定すると、現状
はすぐにそこまで到達してしまい、そこで
満足してしまうと更なる改善という話が
出てこなくなってしまうので、そこから
更に良くするために位置を決めてその
ギャップを課題と認識して改善活動を推し
進めていく必要があります。
問題と課題を理解し、使い分けてその改善
活動を進めるようにしましょう。