隣の芝生に心が揺れる時

倫理の学び

身近な人が、自分の得意分野で力を発揮し、
喝采を浴びている。
そんな場面に立ち会うと、心から
「すごいな」と思う反面、どこかで
嫉妬している自分に気づくことがある。

「自分だって、もっと評価されたい」
「なんであの人ばかり…」
そんな思いがふと胸をかすめる。相手の
努力や苦労なんて忘れてしまって、
結果だけを見て落ち込んでしまう。

冷静に考えれば、その人がその場所に
立つまでに、どれだけの準備や悩み
あったかなんて想像がつく。
けれど、うまくいっていない自分の
立場からは、その影は見えにくい。

つまりは、信念がぐらついている。
覚悟がまだ足りない

そう自覚しているからこそ、余計に
つらく感じてしまうのかもしれない。

すぐに結果を出すことなんて、そう
簡単なことじゃない。
でも、愚直に、一歩ずつ、自分の
ペースで続けていくしかない。
どんなに遠く感じても、自分の道は
自分で歩んでいくしかない。

隣の芝生は今日も青く見える
でも、その芝生の手入れだって、
きっと人知れず続けられている!!

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