良い気のところに、良い気の人が集まる

倫理の学び

今日はその言葉を、心から実感した一日だった。
天気予報はあいにくの雨。通常ならイベントは
中止になる。だけど、今回はバスを予約していて、
キャンセルすれば費用がかかる。
どうしようかと迷いながら、主催者は答えを
出した。

「だったら、雨を受け入れてみよう。むしろ
楽しんでみようじゃないか」

そんな呼びかけに応えてくれたのは、
「どうせなら楽しもう」という前向きな
気持ちを持った仲間たち。
行き先もわかっていないけど、バスの中は
まるで遠足前夜のようなワクワク感に
包まれていた。

雨で濡れた道も、しっとりと艶やかな風景に
変わる。草木は生き生きとし、普段は
見過ごしてしまうような小さな景色が、
雨に濡れて静かに輝いていた。
傘の音、雫のリズム、肌に触れるひんやりと
した空気。
すべてが、晴れの日には味わえない
「今日だけの贈り物」だった。

「雨でも楽しめることはたくさんある」
そう信じて出掛け、まさにその通りの一日を
過ごした。笑って、感じて、見つけて、
楽しんで。雨を理由に諦めるのではなく、
雨だからこそ得られる感動をしっかりと
味わって帰ってきた。

結局のところ、人生も同じだと思う。
晴れの日ばかりじゃない。予定通りにいか
ないこともある。それでも「この状況を
楽しんでやろう」と思える心があれば、
どんな日も特別な一日になる。

「良い気のところに、良い気の人が集まる」
その言葉を体感するような今日の時間は、
雨音とともに、私の記憶にしっかり刻まれる!!

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