タートル図の活用

人財育成

 タートル図を知っていますか?

 組織や部門のプロセス管理を行う上で対象
 プロセスのインプット、アウトプットに
 加え4M(人、物、方法、測定)を可視化した
 図のことです。

 亀を上から見た時に①頭をインプット、
 ②しっぽをアウトプット、③右手を
 物 ④左手を方法 ⑤右足を人 ⑥左足
 を測定 として記述しています。

     ③  ⑤
     ———-
   ①| 亀の |
    | 甲羅 |②
     ———-
     ④  ⑥

 もう少し具体的に書くと以下となります
 亀の甲羅:組織や部門名を記述します
 ①インプット:組織に対して何がイン
 プットされるのか記述します。
 ②アウトプット:組織がインプットを
 受けて何をアウトプットするのか記述
 します。
 ③物:アウトプットするのに必要な
 道具、設備、環境等を記述します。
 ④方法:アウトプットする上で必要な
 手順や方法を記述します。具体的には
 管理規程、基準が該当。
 ⑤人:アウトプットの作業する人の力量
 や教育計画/実績を記述します。
 ⑥測定:アウトプット結果の良し悪し等
 対象プロセスを管理する指標を記述します。

 この図を対象組織や部門がまず書けるかが
 ポイントです。書けないのであれば、
 「ボーっと仕事してんじゃないよ」と言われ
 ても仕方ないことになります。

 また品質管理の内部監査ではこの図を事前
 に入手していると、どのような組織・部門
 なのか概要を掴むことができます。

 この⑤人と⑥測定が内部監査の中で非常に
 重要なので追って説明します。

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