予祝する覚悟はできているか?

倫理の学び

予祝」という言葉を耳にする機会が増えた。
夢や目標を、まるで達成したかのように先に
祝ってしまう。喜びの感情を先取りすることで、
行動や思考を前向きに整えるメンタル
トレーニング
として注目されている。

たとえば、「来年は独立してうまくいって
いる」と仲間の前で宣言し、乾杯をする。
まだ現実は何も変わっていないのに、
成功後の自分を一度、心の中に描いてみる。
すると不思議なことに、日々の選択
少しずつその未来に寄っていく
これが予祝の力だと言われる。

ただ、気になる点もある。
もし叶わなかったら、気持ちはどう立て
直せばいい
のだろう。あれだけ盛大に
祝ってしまったのに、結果が伴わな
かった時、余計に落ち込んでしまわないか。
そんな不安が頭をよぎる。

けれど、よく考えてみると、叶えられ
なかったという事実そのものにも意味はある
要因があったはずだ。準備が足りなかった
のか、環境が変わったのか、目標設定が
現実とずれていたのか。それを一つずつ
言語化し、次にどうするかを考える。
その過程自体が、もう一段階深いメンタル
トレーニング
なのかもしれない。

予祝は「必ず叶うおまじない」ではない。
むしろ、皆の前で宣言し、背水の陣に
身を置くための儀式
に近い。
「もう後戻りできないぞ」と自分に覚悟を
促す行為だ。だからこそ、本気度が試される

最初から自信なさげで、予祝すること自体を
ためらってしまうなら、その夢への想いは、
まだ十分に熟していないのかもしれない。
大きな声で祝うという行為は、「自分はここを
目指す」と腹をくくることでもある。

引き寄せの法則を信じるかどうかは
人それぞれだ。ただ、前向きなイメージを
持ち、行動を重ねた人
が、結果的に
良い流れをつかみやすいのは確かだろう。
予祝は、その最初のスイッチなのかも
しれない!!

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