「自反尽己(じはんじんこ)」という言葉を
ご存じでしょうか?
物事を成し遂げようとする時、運も不運も
あります。
自分一人では完結できず、誰かに任せた部分が
うまくいかないこともあります。
プロジェクトでも、チームでも、家庭でも
同じです。
そんな時、人のせいにすれば気持ちは楽に
なります。
「状況が悪かった」
「あの人が動かなかったから」
そうやって片づけてしまえば、心の痛みは
少しやわらぐかもしれません。
でも、その代わりに失われるものがあります。
それは次に向けての学びと、成長のチャンス
です。
たとえば、チームで企画したイベントが
うまくいかなかったとします。
「担当者が動かなかったから失敗した」と
考える人と、
「任せ方に改善の余地があったかもしれない」
と捉える人。
この二人の差は、時間が経つほど大きく
開きます。
前者は他責のまま止まり、同じ場面でまた
同じ問題にぶつかりやすい。
後者は次にどうすればいいかを考えるので、
成功に近づく確率が高くなる。
これは仕事でも人生でも、驚くほど明確に
現れる差です。
「自反尽己」とは、
“起きていることは、まず自分ごととして
受け止める”という姿勢です。
自分を責めるという意味ではなく、
「次に生かす余地はなかったか?」と
静かに問いかけること。
そうやって自分にできることを尽くしていくと、
結果的に道は自然と開けていきます。
周囲の環境が味方してくれるのではなく、
自分自身のあり方が、周囲を変えて
いくからです。
今起きていることを、すべて自分ごととして
捉える。
その積み重ねが、物事を完成まで導く力になる
「自反尽己」とは、そんな生き方の指針なのだと
思います!!
