倫理の学び

隣の芝生に心が揺れる時

身近な人が、自分の得意分野で力を発揮し、喝采を浴びている。そんな場面に立ち会うと、心から「すごいな」と思う反面、どこかで嫉妬している自分に気づくことがある。「自分だって、もっと評価されたい」「なんであの人ばかり…」そんな思いがふと胸をかすめ...
人財育成

机の上と頭の中は比例する

自分の机の上をふと見て、「これは今の自分の頭の中そのものだな」と思うことがあります。書類の山、メモの束、どこかに置いたはずのペンが見つからない…。そんな状態の時は、やっぱり頭の中も雑然としていて、物事の優先順位や段取りも曖昧になっているもの...
倫理の学び

改めて、日本っていいな

何気なく過ごしているこの国の風景を、少し距離を置いて眺めてみる。すると、「当たり前」だと思っていたものが、実はとても特別だったと気づかされる事があります。たとえば、日本の古民家。私たちにはどこか懐かしさすら感じる空間ですが、海外から来た人に...
人財育成

無条件で「はい、やります」って言えますか?

「はい、やります」この一言を、条件なしで言える人が、どれほどいるでしょうか?多くの人は、「やりますけど、〇〇なら」「ただし△△が整っていれば」と言ってた“条件つきのやる気”で応じるものです。もちろん、それは人として自然な反応でもあります。誰...
人財育成

自分を律することの難しさ

自営業になって改めて気づいたことがあります。それは「自分を律することの難しさ」です。会社員時代には、始業時間が決まっていて、やるべきこともある程度与えられていました。会社のルールに従うことは、時に息苦しく感じることもありましたが、同時に、そ...
倫理の学び

良いことも悪いことも常に半々

「良いことも悪いことも常に半々」これは、物事を長い目で見ようとする時、心の支えになる考え方だと思います。どんなに順調な時でも、それが永遠に続くことはありません。反対に、うまくいかない時期も、いつか必ず終わりが来ます。歴史を振り返っても、栄え...
倫理の学び

「本気度」は言葉よりも態度に出る

人に信用してもらいたいと思うなら、自分がどれだけ本気かを、まずは自分の行動で示す必要があります。口では何とでも言えます。「本気で考えている」「本気で取り組むつもりだ」といった言葉はよく聞きますが、いざ行動を見てみると、どこか曖昧だったり、熱...
倫理の学び

思いやりまで誤解される時代に

最近、ちょっとした言動が「セクハラ」や「パワハラ」と受け取られることが増えたように感じます。もちろん、相手を傷つける意図のある言動はあってはならないことですし、社会全体がその感度を高めるのは良いことでもあります。ただ一方で、「がんばれ」と声...
人財育成

夢を見るだけでは終わらせないために

夢を持つことは大切です。それが日々の原動力になり、自分を前向きにしてくれるからです。でも、その夢を本当に実現したいと思うなら、ただ思い描くだけでは足りません。やはり、自分の現状をしっかりと見つめることが必要になってきます。今、自分には何がで...
人財育成

「ちょうどよい加減」が大切

最近は、何かと「時短」がキーワードになっています。料理も掃除も、医療や接客に至るまで、「早い(速い)」ことが評価される時代です。でも、何でも早(速)ければいいというものではありません。特に人と関わる場面では、やっぱり親切に、丁寧に対応しても...