人財育成

日々の行動を積み重ねた先に、結果が生まれる

日本では「年度の始まり=4月」という感覚が当たり前になっています。入学式や入社式も春に行われるため、社会全体がそのリズムで動いているからです。ところが海外に目を向けると、必ずしもそうではありません。米国や欧州では、ビジネスや学年のスタートを...
人財育成

叱ると怒るの違い、そして相手を育てる叱り方

部下を指導する時や、子どもを躾る時に一番大切なのは、「責め心のない厳しさ」です。多くの場合、叱る場面ではこちらの感情が先に立ちます。例えば、子どもが約束を破った時、冷静に伝えるつもりが、つい過去の失敗や日頃の行ないまで引き合いに出してしまう...
人財育成

成功は“あと一歩”の積み重ね

近頃、仕事で「あと少しでうまくいく」というところまで進みながら、最後の段階でダメになることが続いています。こうなると、つい「なんでこうなるんだ」「ここまで頑張ってきたのに」と、相手や環境を恨みたくなるものです。直近では、あるプロジェクトで新...
倫理の学び

自分を大切にするとは

「自分を大切にする」とはどういうことだろうか?好きなことだけをして過ごすことだと考えていた時期があった。けれどそれは、結局ただ自分を甘やかすだけで、長い目で見れば心や体を疲れさせることになる。大切なのは、自分を律しながら無理をしないことだ。...
人財育成

やはり行動の速さと準備の確かさが大切

「気づいたらすぐに行動せよ」とよく言われる。チャンスの女神は前髪しかないから、悩んでいるうちに取り逃がしてしまう、確かにもっともらしい言葉だ。だが、果たしてすべてにおいてそれが正しいのか。以前から疑問に感じていた。調べてみると、その考え方に...
倫理の学び

執着心を手放すと、身も心も軽くなる

人は物欲が尽きない。新しい服、便利な家電、話題のガジェット気づけば部屋の棚も押し入れも埋まっていく。「いつか使うかもしれない」と思って取っておいた小物や書類が山のようにあった。しかし、使ったのは数年に一度。結局、場所ばかり取っていた。持ち物...
倫理の学び

浮かれず、動じずと行きたいところだが

8月に入ってから、良いことと悪いことが交互ではなく、なぜかセットでやってくる。昼食の買い出しに出かけたら、路上でネジを踏んだらしく車がパンクした。なんでこんなネジが落ちていてわざわざ踏んでしまうの?気を取り直して臨んだZoomセミナーでは親...
人財育成

悪口で終わらせない心の整え方

上司やパートナーの悪口で盛り上がる場面は、誰しも一度は経験があるのではないだろうか。日頃の不満を吐き出したくなる気持ちは自然なことだし、似た境遇の人に共感してもらえれば、少し気が楽になる。自分の感じているモヤモヤを正当化したい気持ちもよくわ...
倫理の学び

便利さは人をダメにしていないか?

近頃つくづく感じることがある。カーナビがあれば、見知らぬ土地にも迷わず行ける。だが、それがなければ、近所ですら道に迷うことがある。バックモニターがあれば駐車は容易だが、代車に乗り換えるとそれがないと急に心もとなくなる。かつては、行き先を事前...
人財育成

一雨で仕切り直し

焼けつくような陽射しが何日も続き、夜になってもアスファルトは冷えきらず、熱は街を包み込んだまま離さない。記録的な熱帯夜が、また一日と更新されていく。そんな昨日の夕暮れ、空がみるみる鉛色に染まり、遠くで低く唸るような雷鳴が響いた。やがて、大粒...